二酸化炭素の排出量に応じて企業などに負担を求める「カーボンプライシング」を実行に移すため、政府が新しい戦略を来月中にもまとめる方針を示しました。
先の国会で「GX=グリーントランスフォーメーション推進法」が成立したことを受けて、政府は27日、有識者による「GX実行会議」を開き、新しい戦略を来月中をめどに策定する方針を示しました。
戦略では二酸化炭素を排出する企業に負担を求める「カーボンプライシング」を巡って、排出量取引の導入を2026年度に進めるための優遇策を検討することにしています。
また、脱炭素化に向けた新たな国債「GX移行債」による投資促進策や排出量取引を運営する「GX推進機構」を2024年度に創設する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp